感情を感じきるということ







カウンセリングで よく

「感情を感じきってください」とお伝えしています


感情を感じきることによって 執着が手放せるからです


とは言ってもこの感覚を実感することが難しいという方 多いんですよね


セラピーを通じて実感出来る方や 自力で?実感される方もいますが


この 感情を感じきるという感覚はどんなものなのか?


ということを体感してくださったクライアントさんから


このようなメールを頂きましたのでご紹介させて頂きたいと思います

(許可は頂いております)


この方は 感情を感じきることを「底」と表現しています


***


「ここ1週間でしょうか、どんどんと沈んでいく感じがしていました。

何にも興味が持てず、何をしても何を見ても楽しくない。

眠りも浅く、何度も目が覚めたり。

自分の気持ちの行き場がなくなり、

今まで味わったことのない「心の底」感を感じました。

彼の問題が発覚した時とはまた違う「底」です。

私の中に何もない、空っぽ、枯れ果て、枯渇した感じです。

「無」ですね。

出せる愛もなければ、愛や優しさをもらっても、

枯渇している底に吸収されていくだけ。

底は湿りもしません。

そんな風に感じながら、もうムリ、もう頑張れない、もう限界、

と思った時に涙があふれました。しかも電車の中で。

彼の問題が発覚した当初にも、電車の中で涙が出た事がありましたが、

今回はその時とは違う思いです。

ムリしなければ、私は変われないけれど、

そもそも、自分にとってムリの境界線がわからない。

そしてわからないまま進むから、体調に異変が起きる。

そんな思いがぐるぐると回り、本当に行き詰った感じでした。

真っ暗な井戸の底に落ちた感じ。

底はカラカラに乾いた土、光は差していません。

それに伴い、私の「お金」も尽きました。

そもそもマイナスなのですが、それ以上に尽きてしまいました。

出せるものが本当に尽きた感じがしました。

(中略)

問題は私にある、とわかってからは、

余計にできない自分を責めています。

また、心理系のブログなどを読むと、

できない私が責められている感じがします。

カンタンだ、と言われれば言われるほど、

カンタンな事が私にはできない、何でできないの!!

と自己嫌悪に陥ります。

自分で自分を殴っている感じです。」



***


この時が一番底 いわゆる「どん底」に居た時の状況ですね

これこそが 感情を感じきっている状態となります


一番辛い時といってもいいですよね


でもその辛さから逃げていないんです


逃げないからこその辛さを味わい切っています



ですが 安心してください!


このどん底は 味わい切ったら 終わりが必ずやって来るんです!!


このどん底に居る間はずーーーっと 


永遠にこの状態が続くんじゃないかと不安になりますが


実際には 必ず終わりがやってきます



例えると ながーい くらーいトンネルから抜け出す時が必ずやってくるんです


トンネルに入り込んだら 必ず出口があるんです


この「どん底」にいる間 この方はこのようなことをおっしゃっています



***



先日「底」を体験してから、


実は少し楽になりました。


「底」は実はとても居心地が良かったのです。


何も考えない、何も聞こえない、何も見えない、


暗いけど、温かく、全く苦しくありませんでした。


そして、無理に浮上するのもやめました。


つまり、頑張るのを止められた感じが、今はします。


今までは早く結果を出したくて、


この苦しさから逃げ出したくて、


物凄く急いで、焦っていました。


少し効果が現れてきたら、


もう大丈夫になった!と思いたい気持ちが強く、


ここで頑張ってしまっていたんだと思います。


でも、もう焦るのは止めました。


止められたと思います。


今は体の力が抜けている感じがして、


実は気が楽だったりします。


ゆっくりゆっくり1歩ずつ行くことにしました。


これまでゆっくり、というのが私にはできなかったし、


感覚自体が良くわからなかったのですが、


今は大丈夫そうです。


ゆっくり進むことができない、というのは


もしかしたら私のインナーチャイルドの、


子どもならではの、おてんばで、大人のいう事を聞かない性格だったのかもしれません。

お金も底をつきた、とお伝えしましたが、


それにも気づいた事がありました。


私は以前、「借金を一気に返す」という快感を一度味わった事があるのを思い出しました。


それはそれは物凄い快感で、そんな爽快感を味わったことは無かったほどです。


おそらく私はその快感をもう一度味わいたくて、


お金がなくなるように自ら行動していたんだと思います。


でも、最初のような快感はもちろんないし、


むしろ借金だけが増えていく、という悪循環に陥ってしまいました。


それは20年以上続いています。

つまり私は何でも一気にやりたがっていた、という事がわかりました。


そう気づいてから、他の事にもあてはめてみましたが、


何でもそんな感じでした。


勉強の一夜漬けや、何かの練習も短期間で、とか。


でも、それでもそれなりの結果を出せてきていたのだと思います。

でもこれからは止めます。


止められる自信が出てきました。


コツコツ、ゆっくりと進むことが私のテーマだと思いました。


多分できると思います。


もちろんコツコツ進むことを、コツコツ続けて行きます。


今は比較的「無」に近い状態で過ごせているので、


辛い感覚はとても少ないです。


ここ数日はそんな感じです。」



***



ここ 重要なんです



せっかく底を体感出来ても 無理に浮上してしまっては 底から抜け出せないですし



執着を手放すことも出来なくなってしまう
んです





この方の場合 彼を変えたいという想いが執着になっていました



自分が変われば彼が変わるんだと それが自分のできることだと信じ



必死になって彼を変えようとしてきました





でも どんなに頑張っても彼は変わらないんですよね



本当に変わらないんだ・・・



と実感出来た時に 初めてどん底へと



ゆっくりゆっくり落ちて行く自分の姿のイメージが見えたそうです



海の底へゆっくりゆっくりと沈んでいくような感じでしょうか





どん底まで落ちて やっと 自分の好みに彼がしてくれるという期待は間違っていた



コントロールしようとしていただけだったと気付くことが出来たんですね





今までは 「彼が思い通りにならないならもういいいやー」と



投げ出す感じでの諦めはあったそうですが



諦める=手放せたと思っていたそうです





諦めると一旦は楽になりますから それで手放せたと勘違いしてしまうんですよね



でも 諦めでは すぐにまた苦しくなってしまうんです



落ちるところまで落ちないと 人って這いあがれないものなのかもしれませんね





這い上がると言っても無理して浮上するのではなく 自分の力を使わず 自然に浮き上がって来る感覚ですね



だから楽だともおっしゃっていました





この方の場合 もう疲れ切っていて 自分で這い上がる元気もなかったそうで



それが功を奏した訳でもあります





重力に任せて落ちて行くしかなくて それでも今まではもがいて海面に出て顔を出していたが



今回は疲れて溺れたかのような感覚だった
とも おっしゃっていました





今までと 全く感覚が違ったそうです



今までは 奈落の底 地獄に落ちるかのようでこわかった「底」



実はこわいものではないと分かったそうです





楽観的とはまた違う今までにない感覚で 



今までベースにあった不安がなくなったともおっしゃっていました





この感覚は ポジティブとネガティブのバランスが良くなったからだと思うんですよね



ポジティブだけでは危険を回避出来なくなりますし



ネガティブだけでは生きていく気力をなくしてしまいますもんね





自分の身体から いろんなものが離れていった感じだそうです^^



そのいろんなもの というのが執着だったのでしょうね^^





今もこの状態が続いているとのことで 彼のことを考えることが減ったそうです



彼に意識が向きすぎていたんですよね





それがなくなって 楽になったそうです^^



イメージとしての 底の感覚ですが 



皆さんもイメージしやすくなって頂けるようにと ご紹介させて頂きました





この方は 「底」は乾いた土の感覚だと仰っていました



私の感じる「底」は コンクリートのようで 硬く冷たいので



居心地の良さはあまりありませんでした(;^ω^)





皆さんの「底」は どんな感覚でしょうか?



体感してみてくださいね^^
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

miyu625

Author:miyu625
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR